ツリーオクトパス

木の中に生息するタコ、そんな生き物がいるわけありません。
ある学校でそんな架空の生物、ツリーオクトパスについて調べてくる宿題を出しました。
実はこれはインターネットリテラシーの実験で
ネット上にすでにあったツリーオクトパスの保護キャンペーンシンボルマークが描かれたグッズのサイト
募金箱の作り方などを紹介したサイトが作成され、
生徒たちがその情報をどの程度信じるか試されました。
結果、生徒たちはその内容をまるまる信じ、ツリーオクトパスについてのレポートを作成してきました。
あとで種明かしをしても納得しない生徒まで出てきたほどです。
そもそも生徒に物を教える教師が出した課題なのですから存在するものだと思うのも無理はありませんね。
これをもってネットリテラシーを語るのは危険な気がします。
権威ある人物からの情報は無条件に信じてしまいやすいものです。
それはミルグラム実験のようですね。
http://news.livedoor.com/article/detail/5331000/